幕末の気になる男たち(その6:篤姫に出てくる尚五郎さん=小松帯刀とは?)
2008 年 6 月 19 日
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篤姫、なかなかに面白いので、大抵はリアルの時間帯で視ていますが、所用があったり移動中だった場合には、後で You Tube の動画か、土曜の再放送で見ることでしのいでいます。
このドラマで最初の頃から出てくる、尚五郎さんですが、この人はいったい何であるのかについて調べてみると、なかなかの重要人物であったことが分かります。
小松帯刀(こまつたてわき と呼ぶらしいです)の名前が有名になっていますが、小松 清廉(こまつ きよかど)という呼び方の方が、正統派の正しい呼び方です。
子供の頃からマニアックというか、没頭する性格が災いしてか、勉学も、琵琶の演奏も、やり過ぎては体を壊す始末。でもその性格が幸いしてか、かなりの能力を持った、非常に優れた薩摩藩の家老職であったとのこと。
この小松帯刀、何が凄いかと言えば、簡単に言ってしまえば、以下の点に尽きるようです。
- 西郷隆盛、大久保一蔵を見いだした名伯楽
- 薩長同盟や薩土同盟の成立にも微妙に関与
- 慶喜に大政奉還を進言したとも
- 坂本龍馬の亀山社中の設立を援助
- 儒学や兵学など、ものすごい勉強家であったことを後に活かす
- 身分は低くないのに、一般平民と平等につきあい、情報を入手
- (まだ整理中なので加筆訂正の予定)
この人、表舞台で華々しく活躍するのではなく、調整や調停、連絡、指導などの、一見すれば地味な役回りを淡々とこなし、幕末から明治維新への大転換を陰で支えた、いわば縁の下の力持ち的な生き方だったようです。
それに、もしかしたら明治政府で総理大臣をやっていてもおかしくないという、当時としては非常に高い評価の人でした。
36歳という若さで急死してしまったので、資料もあまり残ってはおらず、なかなか評価が出来ないのもわかりますが、だから大したことない人物だというのは、あまりにも早計過ぎるというもの。
篤姫というドラマを通して、色々と幕末史の見直しをおこなってゆくというのが、私の楽しみ方なので、あまり過去の歴史観などに惑わされずに、自分の直感を頼りに、新しい見方で歴史を見てゆきたいものだと、常々思っています。
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