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英語学習は早い方が良いのか?

2011年から、国公立の小学校では英語が必須になるそうですが、久しぶりに鳥飼玖美子さんの英語教育に関する部分の記事を読んでみて、なるほどなと思いました。

ともかく小学校から、つまり早い時期から英語を教えれば英語が出来るようになるであろうというのは、あまりに短絡的な発想で非常に危険であると解いています。

私もその通りだと思い、個人的に強く思うのは、まずは国語教育は基本中の基本なので、ここをおろそかにしていると、英語をはじめとする外国語の習得も、数学をはじめとする理科系科目の学習も、全ての面で問題が起きると思うのですが…。

それに漢字が書けないどころか、正しい日本語が使えなくなりつつある日本人を考えると、まずは日本語教育が基本のはず。

それだけではなく、英語必須なら、他の科目の時間削減という影響は必至で、円周率3という算数→数学→理科系全体の凋落は今後いったいどうなってしまうのか。

藤原正彦さんも、同様のことをおっしゃっていたように思います。

お役所の考えることは周辺諸国がやっているからなどという理由だけで戦略も何も全くなく突っ走っているようですが、こういったところを改めてゆかないと、いつまで経っても本当の意味での国際人としての日本人は育ってゆかないのではないか(ある人に言わせれば、お役所の大部分の人は現状の問題点を分かってはいるけれども、それが変えられないところに問題があるのだとか)。

それよりも、何かの目標というか必然性というかモチベーションがあれば、英語の学習に向かおうとする姿勢も変わってくるし、それさえしっかりしていれば、日本人としてのアイデンティティーを失うことなく社会人になってからでも英語力は着実に向上し続けるはずだし、ずっと学んでゆこうという姿勢も続いてゆくはず。

同じような話ではないのですが、その昔、曾野綾子さんは65歳になるまで2次方程式を全く必要としなかった、だから2次方程式などいらないのではないか→数学なんて何の役にも立たない、などという暴言がありましたが、そういった論理から早く抜け出して、もっと現実的な教育をめざして欲しい。

好むと好まざるに係わらず、民主党政権になったからには、今までのおかしな政策は全て徹底的に見直しして、悪弊を是非とも是正して欲しいものです。

そういえば、鳥飼さんは昔はNHKの英語講座の講師をされていましたが、それが20年も続いたという事実だけでも驚異的ですが、今では立教大学の大学院の教授をされているそうで、時代が変わったことを感じさせます。



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