SANSUIアンプの残作業
今までの調整作業で、音的にはほぼ満足のゆく状態になりました。
とはいえ、特に熱心に聴いているのは、大抵がCINEMIXの映画音楽か、たまにはSACDプレーヤーによるCDの再生。
CINEMIXは、MacBookのiTunesで受けて、それをAirMacの無線で飛ばし、AirPortからのケーブルでアンプのダイレクト入力に入れている次第で、あまりオーディオマニア的な使い方とは言えないかも知れませんが、これはこれで面白い接続で十分に楽しめます。
ただし、まだ 次の2点が残っているので、時間を見つけては部品交換しておいた方がベストです。
- バランス電流のトリマのうちの左チャンネルの2個がガリ気味 → トリマ自体を交換
- スピーカー保護回路が、電源オン・オフ時のみノイズを発生 → これもコンデンサを交換
ところで、バランス電流の調整やドライブ電圧の調整には、アンプのケース内部を開けて、テスターで電圧を見ながら基板上のトリマを回す作業をしなければなりませんが。だいたいは2カ所の電圧をテスターで見ながら2カ所のトリマを回すということを左右両チャンネルに対して行わなければならず、普通のやり方では手間と時間がかかって仕方ありません。
そこで私が試した以下の方法は、かなり楽なので簡単にご紹介します。

- テスタを2台用意する(画像は数年前に秋月で買ったのと同じ型番の2代目を追加)
- テスターのリードを、クリップ式に換える(実際には テスター内部のハンダ付けが必要)
- アンプ基板の各テストポイントに、マックエイトのテスト端子をはんだ付けする
- あとは各ポイントにそれぞれのテスターのクリップを取り付けて調整開始
テスターはつないだままなので画面を見るだけで良く、2つのトリマーを交互に回したりなども可能となるので、作業性が非常に良くなります。
画像のテスターは秋月で千円の安価なもので、勝手に改造していますが、測定精度はともかく、この程度の調整を考えるとクリップ式に換えておいた方が、後々も楽。
またアンプのパターンにはんだ付けするテスト端子は、ノイズの影響など心配かも知れませんが、あまり影響はないと思います。なぜならば、調整用と思われるコネクタのヘッダーが付いていたから。メーカーだって同じことをやっているので、よほどのへまをしない限り大丈夫です。
それにすべて自分の持ち物なので、何の問題もないのでした。
とりあえず、トリマー右4個、左4個を取り替え、再度テスターを繋いで微調整したら、電流も電圧もあるレベルに収まったので、保護回路のおかしな動きも止まり、快適に試聴できたので、アンプのケースをネジ止めしました。
ただし、電源を切るときのブチッという音は、保護回路を調べてもわからなかったので、おそらくミュート回路の時定数を変えなくてはならず、それは後回しに。
そういえば保護回路基板には、コンデンサの空きパターンがあったので、そのあたりを調べてみれば、どうすべきかわかりそうですが、今のところは後回しでも困らないので…。
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